マツダCX8のお客様より、飛び石によるフロントガラスのひび割れの修理でウインドリペアのご依頼を頂きました。

最近スタッドレスタイヤに交換される方が増えてきましたので、飛び石によるフロントガラスのひび割れ被害も増えてきますね。特に高速道路で被害にあわれる方が多いので、気を付けてください。

こちらのCX8もちょうど運転席前の下側に飛び石をくらいひびが入ってしまいました。伸びてガラス交換となるとカメラもついているので高額な出費となってしまうので、その前にウインドリペアで補修しましょう。早速見ていきます。

2㎝ないくらいのひび割れが確認できますね。入庫時にはテープを張って頂いていた為、ひび内部に雨などの混入などもなく、そのまま作業に入れそうです。結構重要なんですが、もしもひびが入ってしまったら、内部に雨水やウォッシャー液などが入らないようにビニールテープを張っておいていただけると助かります。

ひびを拡大してみると衝撃点のところから羽が生えたようにひびが入っているのが確認できます。そしてよくチェックすると写真では見えにくい隠れひびも潜んでいました。なんかパッと見た感じ、結構硬化剤が入りにくそうだなって印象ですね。

それでは、作業もスタートです。中の空気を抜いて、ひび内部に硬化剤のレジンを充填していきます。でも、やはり全然入らない感じなので、ひと手間加えてから再度丁寧に入れていきます。そして、ひび内部がレジンで満たされたことを確認して、はいOKです。ここまでくると一安心ですね。

あとは、衝撃点のところを蓋して処理すれば、ほぼほぼ終了です。

仕上がりはこのような感じです。ひびの隅々まで完全にレジンがいきわたり、先ほどまであった羽のようなひびがなくなっていますね。しっかりひびの先端を抑えてあるので、これで安心だと思います。

この度はご依頼ありがとうございました。