車検で入庫頂いたR56のクーパーS、ちょっとヘッドライトが黄ばんできて気になるとのことで、ヘッドライトリペアも一緒にご依頼頂きました。

写真だと分かりにくいですが、ヘッドライトの表面が黄ばんできています。

この黄ばみを除去することで元のクリアのレンズに戻りますが、そのままではライトの材質であるポリカーボネートがむき出しの状態の為、紫外線の影響を受け、すぐにまた黄ばんでしまいます。コンパウンドで磨いただけだと、一時的にはきれいになりますがすぐに黄ばんでしまうのは、そういう事です。

その為、それを防ぐためにコーティング剤やプロテクションフィルムなどでライト表面を保護する必要があります。

今回は、ヘッドライト専用に開発されたエシュロンのヘッドライトコーティング剤を使用します。このコーティング剤の強力なシロキサン結合をもったガラス被膜によって、ポリカーボネートが紫外線の影響を受けにくくなり、ヘッドライトを保護してくれます！

それでは、コーティングの前処理として、劣化し黄ばんだハードコート層を除去していきます。

ペーパー処理すると黄ばんだ水がどんどん出てきます。

ペーパーも数段階に分けて処理します。

そしてポリッシャーによる磨き上げも数段階の工程に分けて処理していきます。

そうすると、ヘッドライトがクリアにリフレッシュされました！

これで終わってしまうとまたすぐに黄ばんでしまうので、コーティング剤を塗布していきます。

この作業を数回繰り返し重ね塗りしていきます。

そして12時間位、水に濡れないように乾かしたら完了です！

黄ばんでいたヘッドライトもこの通り綺麗なクリア感を取り戻しました。やはりライトが綺麗になるとクルマの印象がだいぶ変わりますね！

そのほか、コーティング剤ではなく、プロテクションフィルムで保護するというやり方もあります。

まだ施工メニューのサイトページが出来ていませんが、ヘッドライトリペアに興味がある方は、お気軽にご相談下さい。