スバルXVのドアのヘコミをデントリペアで修理。
スバルXVのお客様より、リヤドアに出来たヘコミの修理でデントリペアのご依頼を頂きました。
ヘコミは中古で購入された時から有ったようで、今回きれいに直して乗りたいとの事でご来店頂きました。早速ヘコミを見てみましょう。
助手席ドアの後方にヘコミは出来ていますがわかりますか?ちょうど後ろの車のタイヤの後ろあたりですが、わかりにくいのでラインボードで見てみます。
ラインボードで見てみるとヘコミの形がよくわかりますね。結構芯のあるシャープなヘコミです。中心部分に塗膜を潰すような感じに横摺りの痕がありました。このような鉄板を部分的にギュッと伸ばしたシャープなヘコミは結構大変です。
それでは、さっそく作業を始めます。ヘコミの裏側には補強のビームがあり、その隙間にツールを入れて押し上げていきます。今回のように裏にビームがあると何かがぶつかった際に抑えが効いてブスッと入りやすく損傷が大きくなりますね。結構鉄板が伸びてしまっているので、しっかり鉄板を絞りながら作業を進めないと膨らんで歪ます。その為、極限まで絞りつつピタッと収まるように仕上げていきます。今回はおまけにヘコミの打撃点の芯の部分が塗膜を潰すように凹んでいるので、塗膜が割れないギリギリ迄攻めつつなるべくナチュラルに仕上がるように仕上げていきました。
仕上がりはこのような感じで、ラインボードで確認しても違和感ないような仕上がりですね。
反対から見てもOKです。塗膜つぶれのところはよく見ると肌レベルでは残っていますが普通に見る分には気が付く人はいないのではないでしょうか。
お客様にもご確認頂き、作業完了です。これで気持ちよく乗って頂ければ幸いです。
この度はデントリペアのご依頼を頂き、ありがとうございました。