セレナ助手席プレスラインのデントリペア
日産セレナのお客様より助手席ドアに出来たヘコミ修理でデントリペアのご依頼を頂きました。
納車後10日のまだ新しい車なのに気が付けばドアパンチを受け助手席に大きなヘコミが出来てしまったとの事、さっそく見てみるとアウターハンドルの下あたりのプレスラインを潰すような形でヘコミが出来ております。
買って間もない新車にこれはかなりガックリ来てしまいますね。ラインボードで見てみるとヘコミの全体像が見えてきます。
反対側から見ても、ガッツリプレスラインを潰しているのがわかります。幸い塗装は打撃点が少しあるもののヘコミが無くなればほとんど分からなくなりそうですね。これで板金塗装となるとせっかくのオリジナル塗装も塗り替えることになってしまうので、デントリペアでの修理が最適な修理方法かと思います。
お客様に事前説明をし、さっそく準備して作業開始です。今回はアウター反動の下にヘコミがありライドの角度が制限されてしまうのでアウターハンドルをまずは取り外すことからスタートします。
ばらし終わったら、今度はヘコミを除去していきますよ。少しずつ慎重にヘコミを押し戻し、プレスラインの形も復元していきます。もともとハンドル周りはプレスの型抜きの歪があるので、その中になじませるような形で調整してフィニッシュって感じです。
作業後は、つぶれたプレスラインも戻りラインボードのラインも自然な感じに戻っているのが確認できます。
反対から見てもいい感じですね。ちょっと写真に指が入ってました!
これで悩ましいヘコミストレスから解放ですね。もう景色で見たら凹んでいたこともわかりません。
最後にお客様にもご確認頂き喜んで頂けました。
この度はデントリペアのご依頼を頂きまして誠にありがとうございました。