CX60運転席ドアのヘコミをデントリペア
マツダCX60のお客様より、運転席ドアに出来たドアパンチによるヘコミ修理でデントリペアのご依頼を頂きました。
ヘコミを見てみるとドアの前方方向に芯のあるヘコミが!ボディ色もブラックなので、しっかり伸びた鉄板を絞りたいヘコミですね。
ラインボードでも見ていくとヘコミの全体像がよくわかります。
縦方向に凹んだ感じですね。クリっとなっている芯がピンポイントで押せるかがポイントだなと思いながら、ヘコミの裏側を探ると、そこら辺にガッツリ補強が入り組んでいます!
裏から触れない場合、プーリングのやり方もありますが、しっかり鉄板を絞らないとひずみが目立つかなと何とかツールアクセスを探します。薄いツールがギリギリ補強の隙間を抜け何とか届きました!ちょっとホッとしながら、あとはピンポイントで芯の部分を押し戻しつつ、全体を仕上げていきます。
なるべく少ない手数でピンポイントに押して、叩いて鉄板になるべく負担がかからないように作業を進めます。
なかなかやり難かったですが、何とかピタッと収まったのではないでしょうか。
ラインボードで確認しても、自然なラインに戻っているのが確認できます。
反対から確認してもOKですね。
いい感じにまとまったのではないでしょうか。まだ新しいお車でいきなり板金塗装となるとガッカリですが、デントリペアで修理が出来たため、オリジナルの塗装をそのまま残し無事にヘコミを除去することが出来ました。
お客様にもご確認頂き、作業完了です。
この度は、デントリペアのご依頼を頂き、ありがとうございました。