マツダ3の雹害デントリペア

昨年6月に降った雹害修理で、マツダ3のお客様よりデントリペアのご依頼を頂きました。

マツダ3の雹害修理をデントリペアで。

デントリペアによる雹害修理は、ルーフ交換もしないので修理により修復歴が付かないのが最大のメリットです。もちろんグチャグチャに鉄板を伸ばしてしまっている場合は、デントリペアでの修理をお勧めしない場合もありますが、そうでない場合はデントリペアによる修理がおすすめです。

今回も数は多いですが、クリティカルに修復が出来ない場所がなさそうなのでデントリペアの本領発揮という感じですね!

マツダ3の雹害修理をデントリペアで。

マツダ3の雹害修理をデントリペアで。

屋根だけでも結構ありますが、側面も細かいヘコミが結構出来ています。入庫時にライトでしっかりチェックしているので、細かいヘコミも見逃しません。よく自宅で保険屋さんの損傷確認する場合がありますが、そのような状況下では小さなヘコミは見えないと思うので、見逃されてしまったりする場合も多いかと思います。今回もお客様も気が付いていないような薄いヘコミもしっかり拾っていきます!

 このようにしっかり準備してから保険屋さんの損傷確認の立ち合いを終えたら、一気に作業していきますよ!

急いでいたのでルーフの作業の写真を失念してしまいました!いきなりアフター画像になりますが、シャッターのラインなどを基準に見ても、しっかりラインが整いピタッと収まっているのが確認できます。

マツダ3の雹害修理をデントリペアで。

側面も押したり、叩いたり、引っ張ったりしながらきっちり直していきますよ。

マツダ3の雹害修理をデントリペアで。

マツダ3の雹害修理をデントリペアで。

後はボンネットですね。しっかりヘコミを戻していきます。雹害修理の場合は、一つ一つのヘコミをきっちり直しつつ、パネル全体のバランスもしっかり整える必要があります。それが出来ないとシャッターやランボードでチェックしたらパネルのうねりが出てしまうので、そこらへんもしっかり修正していく必要があります。

マツダ3の雹害修理をデントリペアで。

ヘコミの数が多いので大変ですが、一つ一つコツコツ直していけば、いつかは終わる時がやってきます。根気が必要な作業ですね。

マツダ3の雹害修理をデントリペアで。

ハイ、ようやく完成です。はがしたマスキングテープを集めたらこのようにてんこ盛りになりました。あとは、モールなどのパーツを交換して掃除と洗車をすれば作業完了です。

後日、お客様に仕上がりを確認していただき、喜んで頂け、私も嬉しく存じます。

オリジナルの塗装もそのままで、大量のヘコミもなかったことになりましたよ!

今年もまた雹が降ったりしております。また去年被害に遭われたお車もまだ修理に入庫出来ていない方もおりますが、もしも入庫先をお探しでしたら、ご相談いただければと存じます。

この度は、デントリペアによる雹害修理のご依頼を頂き、ありがとうございました。