シトロエンDS5のリヤドアをデントリペアで修理。
以前も何度かご依頼を頂いているリピーターのお客様より、シトロエンDS5のリヤドアに出来たドアパンチによるヘコミの修理でデントリペアのご依頼を頂きました。
ヘコミは左右のリヤドアに出来ています。早速右側から見てみましょう。右側は、中央部に2か所のヘコミが出来ています。
ラインボードで見てみると全体がよくわかりますよ。
ヘコミ自体はデントリペアで問題なく直るヘコミですね。後ろ側のヘコミが裏側の構造物にかぶっており、そのシーリングが隙間なく入っている為、プーリング工法も併せながら作業をすることにしました。
早速、作業を進めていきます。まず、前側のヘコミをプッシングでやっつけていきます。そうしたら後ろ側のヘコミを押せるところは押しつつ、メインのパートはプーリングで出して形を整えていきます。文字で書けば、簡単そうですが、実際に作業するとなれば、それなりに大変ですが、じっくり丁寧に作業して確認していけば完成です。
ラインボードで確認しても、きれいに直っているのが確認できますね。これで右ドアはOKです。
続いて左側を見ていきますよ。上下でいうと真ん中あたり、左右でいうと左側(前方側)となります。中央あたりには右側同様に内側には構造物のビームが入っているので、どうかな?と確認すると、うまくビームの下側にずれていました。
こちらもラインボードで見てみましょう。
ヘコミ自体は小さめですが、少し深く入っているヘコミです。ちょっと塗膜にも傷が入っていますが、ヘコミが無くなればほとんど気にならなくなるでしょう。芯があるので、しっかり芯の部分を押し上げる必要がありますが、何のツールが、どこからアクセスできるかな?とアプローチを探り、いざ決まれば、あとはじっくりヘコミと向き合い、やっつけていきますよ。
なんだかんだでこっちのヘコミの方が時間かかりましたが、何とかアプローチしてヘコミ除去完了です。
これですっきり、ヘコミのストレスから解放され気持ちよく乗って頂ければ幸いです。今回のように何かあった際に当店を思い出して頂き、ご相談いただけるリピーターのお客様はありがたいですね。もちろんお客様にとっては、無い方がいいですが、もしもの時に頼って頂けるというのはデント屋としても大変励みになります。
この度は、デントリペアのご依頼を頂き、ありがとうございました。