トヨタ86の多数のヘコミをまとめてデントリペアで除去!
横浜市からご来店のリピーターのお客様。前回は左フェンダーの修理でしたが、中古車を購入した時からある残りのヘコミも許せないという事で、今回まとめてデントリペアで修理します。
助手席ドア、右クウォーター、運転席ドアに出来た結構いっぱいあるヘコミなのでやりがいがあります!
助手席にできたビーって長く線状に着いたヘコミ!これは目立つし気になりますね!もっと深いヘコミだったらおそらく傷がガッツリ入って、鉄板もかなり伸びてしまい、ちょっと厳しかったかもしれませんね!出来上がりは下の写真です。ボディーに写るラインが整いました!今回は薄い傷だったのでコンパウンドで磨いてだいぶ分からなくなりました!
次は右クウォーターパネル。
なんでこんな感じに凹んだんだろう??と思いながらヘコミを見てみると、ヘコミがタイヤハウスのアーチ部分の鉄板の合わせ面のところまで影響しています!
ちょっと合わせ面のところはラインボードには対応しない可能性がある旨ご了承を頂き作業スタートです。
車内の内張を外すと86はドーンと空いているのでアクセスは抜群!でも空きすぎてて視点が取りにくいです!
コツコツプレスラインやアーチ部分で外に盛り上がった鉄板を元の位置に戻し、終わったら逆Rのところや上の大きいヘコミを直して終了!少し残ったところもラインボードで見ると少しラインがそろわないところがわかるけど、普通に見たらほとんどわからないくらいには直りました!
次は運転席ドアに移動です!
典型的なドアパンチが5ヵ所くらい!おそらく隣の駐車場の人っぽいですね!!あと、逆にドアパンチをしたのか?ドアの淵折れがありました!淵折れはどうしても鉄板の合わせのラインが若干残ってしまいますが、あきらかな折れ部分を直して気にならないように仕上げていきます!
細かいドアのヘコミも無くなり、スッキリしましたよ!
なかなかやりごたえのある86でした!その分、お客様にも喜んでいただけ私もうれしいです!こうやって大切にしている車を直していくと車への愛着も深まりますね!
今回のように中古車を購入したけど、結構いっぱいへこんでいて悲しい思いをされているオーナー様は、一度デントリペアでの修理をご検討いただければ、お力になれることも結構あると思います。ガッツリ言っているヘコミは鈑金塗装するしかありませんが、デントリペアで直すことのできるヘコミでであれば、オリジナルの塗装を残したまま修理することが可能です。