ヴェルファイアのスライドドアのヘコミをデントリペアで修理
新型のヴェルファイアのお客様より、スライドドアに出来たヘコミ修理でデントリペアのご依頼を頂きました。
ヘコミはスライドドア後方に出来ています。早速見てみます。
ちょうどクオーターパネルの前あたりに少しシャープぎみに出来たヘコミです。ヘコミ自体は問題ないですがアクセスがどうかな??というところですね。
ラインボードで見てみるとヘコミの形がよく見えてきます。
お客様とは、窓からのアクセスが厳しければプーリング工法も使ってやることになる旨ご説明もさせて頂き、早速作業開始です。
軽くプーリングで出して、窓からもヘコミの裏に到達できないか?アクセスを探ってみましたが、ヘコミ裏にある構造物などでツールがしっかり入らず断念!仕方がないのでプーリングのみで作業することに専念します。芯があるヘコミなのでなんだかんだ大変ですが無事にリペア完了です。なるべく歪が残らないように頭の中でアプローチを考えつつ最小限の手数でいけたかと思います。
ちょうどテープの下あたりにあったヘコミもラインボードで確認してもわかりませんね。ラインも自然なラインになっています。
反対から見てもOKです。押せればなんの問題もないヘコミでもプーリングだけだとそれなりに時間かかります。とは言え押せない以上は引っ張るしかないのでプーリングの技術も重要です。
ラインボードで見てもわから無くなれば、普通に見たらもうわかりませんね!さっきまであったヘコミもなかったことになりました。
まだ納車間もないお車にあのヘコミはストレスですが、これで再び気持ちよく乗って頂ければ幸いです。
この度はデントリペアのご依頼を頂き、ありがとうございました。