ハイエースのクオーターのヘコミをデントリペア
茨城県からご来店いただきましたハイエースのお客様より、クオーターパネルに出来たヘコミの修理でデントリペアのご依頼を頂きました。

ヘコミとみてみると結構大きいですね!場所的に裏から押すのは難しそうなので、表から引っ張るプーリングでいきましょうかとお客様とも相談していきます。両方とも芯があるへこみで、特に手前の大きいのは絞り切れなさそうなので少し膨らむかもとご説明しながら仕上がりのイメージを共有させて頂きながら進めさせていただきました。まぁ少し膨らんでもパネルの端の方なのでそこまで気にならないかと思います。

反対から見ても結構凹んでいるのがわかりますね。

それではさっそく作業スタートです。なるべく歪を取るためにも引っ張っては細かくタップダウンして表面からもなるべく鉄板を絞ることを念頭に作業を行います。プーリングはプーリングで技術が必要です。
引っ張って叩いてを繰り返していくとこのような感じで仕上がりました。大きい手前のヘコミはやはり少し膨らんだのでラインボードで見ても少しラインが摘ままれたような感じになっています。

大きいパネルの真ん中で膨らむと少し違和感が残りますが、今回は端っこなのでそこまで気にならないかと思います。それだけラインボードは細かいところまでわかりますので!ある意味ごまかしが出来ません。

ラインボードを外してみてしまえばこの通りです。ガッツリ凹んでいたパネルに移しこまれる景色を見るともう分かりませんね。

お客様にもご確認頂き、喜んで頂けました。
この度はデントリペアのご依頼を頂き、ありがとうございました。