早速ヘコミを見てみるとドアの真ん中あたりにシャープに入ったヘコミが有ります。よく見るとその下にも小さなヘコミが2か所ありましたが、今回は目立つ大きなヘコミをデントリペアで修理していきます。

塗装にガリっと傷が入っているヘコミですので、傷のところは残ってしまいますが、ヘコミが無くなればかなり目立たなくなるかと思います。

それでは作業開始ですが、今回は窓の隙間からアクセスして、裏から押し戻していきます。傷があるヘコミの場合は、傷のところは塗装が無いので実際に押しているときは鉄板の動きが見えない状態で直すことになるので通常よりも大変ですし、感覚的な感じで押すようになります。それでもピンポイントでコントロールしていき、全体を整えていきます。

作業後はこの通り、ラインボードで見ても、歪んでいたラインが自然なラインに戻っているのがわかりますね。傷のところは気になるようであれば、あとはオーナー様の方でタッチアップをしていただくようになります。

直したヘコミは上の写真のちょうど真ん中あたりになります。下にある小さくてこれまで気になっていなかったヘコミの方が写真だと目立ちますね。

背景を写しこんで見てみると、今回はやらなかった小さい方のヘコミも目立ちませんね。ひとまず大きいヘコミが無くなったことで、だいぶリフレッシュされたかと思います。

この度はデントリペアのご依頼を頂き、ありがとうございました。