日産デイズのルーフサイドのヘコミをデントリペア
日産デイズのお客様より、ルーフサイドに出来たヘコミ修理でデントリペアのご依頼を頂きました。
何かが飛んできてぶつかったようで、ルーフサイドにガッツっとヘコミが出来ています。これはなかなか目立ちますね。
ライトで見てみるとシャープな筋があり、塗膜も若干傷が入っていました。この部分は裏から押すことが出来ないのでプーリング工法により表から引っ張って直すようになります。当店へ来る前に他店さんで断られてしまったようです。
ラインボードで見てみるとヘコミの中心の渦が細かくなっており、鉄板がかなり伸びてしまっているのもわかります。ヘコミのボトム部は傷も少しありますが、ここまでシャープに凹んでいると塗装もつぶれてしまっていると思われます。
お客様にも物理的リスク面や仕上がりのイメージをご説明させて頂き、作業となります。技術的にはヘコミを戻すことは可能ですが、今回の最大のリスクは塗膜剥離となります。塗装が耐えてくれるか?が一番のポイントですね。
それでは早速スタート。お客様も待っていてくれるとの事だったので、ある程度のところでさらに攻めるか?どうするか?を確認しつつ、イケるところまで攻めてOKと言っていただけたので結構攻め込みました。傷や塗膜つぶれはどうしてもうっすら残りますが、ヘコミは除去完了です。
ラインボードで確認して見ても、先ほどまであったヘコミも無くなり、ラインが自然な感じに戻っているのがわかりますね。
お客様にもご確認頂き完成です。雹害修理などの場合は、ルーフサイドもボコボコ凹むので、その時もプーリングで直していきます。他店で断られてしまったヘコミでしたが無事にリペア出来、お客様にも喜んで頂けました。
もう普通に見たらあれだけ凹んでいたことも分かりませんね。塗膜が弱い車だとおそらく今回のヘコミでも塗膜剥離をしてもおかしくないなというヘコミでしたが、塗膜が耐えてくれたので無事リペア出来ました。
この度は、デントリペアのご依頼を頂き、ありがとうございました。