ランドクルーザー300のルーフサイドのヘコミをデントリペアで修理。

ランクル300のお客様より、ルーフサイドに出来たヘコミ修理でデントリペアのご依頼を頂きました。

ランドクルーザー300のルーフサイドのヘコミをデントリペア

ヘコミの場所がルーフレールの近くという事もあり、お客様がルーフレールも外した状態で入庫頂きました。ヘコミはルーフサイドの後ろ側に二か所出来ていました。

ランドクルーザー300のルーフサイドのヘコミをデントリペア

前側のヘコミはそこまでではないですが、後ろ側のヘコミがシャープに凹んでしまっています。ラインボードで見てみるとラインが細かく渦巻きのようになっています。ルーフサイドはヘコミの裏から押すことが出来ませんので、表から引っ張るプーリング工法になります。シャープなヘコミほど芯の部分をしっかり出すのが大変になりますので押せれば大したことが無いこともアプローチが片側だけになるので難易度も上がります。

ランドクルーザー300のルーフサイドのヘコミをデントリペア

それでは、準備して作業開始です。引っ張って、表からタップダウンで整えながらヘコミを元の状態に復元していきますよ。地道にコツコツ直していきます。

ランドクルーザー300のルーフサイドのヘコミをデントリペア

リペア後にラインボードで確認すると、作業前はガッツリ凹んでいたルーフサイドも下の写真の通り、自然なラインに復元されているのが確認できます。

ランドクルーザー300のルーフサイドのヘコミをデントリペア

ランドクルーザー300のルーフサイドのヘコミをデントリペア

もう分かりませんね!再塗装屋パテ入れもなく修理しているのでオリジナルの塗装をそのまま残せますし、経年によるパテ浮きなどの心配もございません。あとはお客様の方でルーフレールを戻して頂いて再び気持ちよく乗って頂ければと存じます。

この度はデントリペアのご依頼を頂き、ありがとうございました。