スバルXVのドアのヘコミをデントリペアで修理
XVのお客様より、ドアに出来たヘコミ修理でデントリペアのご依頼を頂きました。
ヘコミは助手席ドアとその後ろのリヤドアに出来ています。まずは助手席から見ていきます。プレスライン上に2か所とその間の下に1か所の3か所のヘコミとなります。ドアパンチってやつですね。
ラインボードで見てみるとよくわかります。
ツールアクセスも問題がないので、そのまま作業に入っていきます。まずはプレスラインの2か所を直していきます。プレスラインはヘコミを戻しつつ、形を復元していきます。そしてその流れで下のヘコミも丁寧に復元し、確認、微修正をしていけば、先ほどまであったヘコミもなくなりスッキリとしたボディが復活です。ラインボードで再び確認してみます。
良い感じにラインが自然なラインに戻っているのが確認できますね。
続いてリヤドアのヘコミを見ていきましょう。
ちょうどドアの真ん中あたりでしょうか。映しこんでいる車のサイドミラー下あたりの景色が歪んでいますね。こちらもラインボードで確認していきます。
ラインが歪んでいるところがヘコミです。こちらもデントリペア以外の修理は考えられないようなヘコミですね。それでは、こちらも元に復元していきましょう。窓の隙間からツールを入れて、あとはヘコミを押し戻していきます。伸びた鉄板を絞ることで歪が残らないようにしっかり仕上げていきます。作業後ラインボードで再びチェックしていきます。
先ほどまであったヘコミもきれいに除去されているのが確認できますね。
もうさっきまで凹んでいたことはわかりませんね。これで見るたびにストレスを感じるヘコミともお別れです。オリジナルの塗装もそのままなので、ヘコミだけ除去したという感じです。お客様にもご確認頂き、喜んで頂けました。
これでまた気持ちよく乗って頂ければと存じます。
この度はデントリペアのご依頼を頂き、ありがとうございました。