ヤマハSRのバイクタンクのヘコミをデントリペアで修理します。

今回は、車ではなく、バイクタンクのヘコミをデントリペアで修理していきます。

ヤマハSRバイクタンクのヘコミをデントリペア

ヤマハSRのファイナルエディションのタンクとなります。気が付いたら凹んでいたようで右側面のエンブレム後ろあたりがポッコリ凹んでしまっています。これはショック大ですね!なんだろう?隣のバイクが倒れてきてグリップでもあたったのでしょうか?ラインボードで確認すると、まぁまぁ広範囲にヘコミが広がっているのがわかりますね。

ヤマハSRバイクタンクのヘコミをデントリペア

バイクタンクの場合、ツールアクセスがかなり限定的になるので、ひとまずヘコミの裏を触れるのか?チェックしていきます。幸い給油口も右側にオフセットした場所にあり、問題なく押せるのが確認できました。ひとまず、お客様と一緒にホッとしました。

ヤマハSRバイクタンクのヘコミをデントリペア

また、エンブレムがヘコミのすぐ前にある為、その段差によって見える範囲が限られてしまうので、本来ならエンブレムを外した方がベストですが、外す際の傷のリスクやエンブレムの買い直しなどもあるので、お客様と相談し、ひとまずこのままやってみて多少のひずみが気になるようだったらエンブレムを外しましょうと方針を一緒に確認しました。

そうと決まれば、あとはヘコミを直していきます。

ヤマハSRバイクタンクのヘコミをデントリペア

ヤマハSRバイクタンクのヘコミをデントリペア

丁寧にヘコミを押し戻して、形を整えていきます。車と鉄板の厚みが違うので、それなりにやり難いですがハーレーのタンクよりはましですね!確認と修正を繰り返していきます。

ヤマハSRバイクタンクのヘコミをデントリペア

ヤマハSRバイクタンクのヘコミをデントリペア

ラインボードで確認をするとわずかにひずみが確認できますが、そこがエンブレムで死角になるところです。それでもほとんど分からないと思います。

ヤマハSRバイクタンクのヘコミをデントリペア

普通に見たらこの通り、先ほどまでポッコリ凹んでいたタンクがよみがえっているのが一目瞭然ですね。お客様にもご確認頂き、全然わからないから、エンブレムを外さないでこのままで良いですとご納得いただきました。やはり気になっていたからデントリペアで直して良かったですと喜んで頂けました。やはりタンクはバイクの顔みたいなところがありますので、これですっきりして長く大切に乗って頂ければ幸いです。

この度はデントリペアのご依頼を頂き、ありがとうございました。