ランクルプラドのボンネットのヘコミをデントリペアで修理
ランクルプラドのお客様より、ボンネットに出来たヘコミ修理でデントリペアのご依頼を頂きました。
当店に来られる前にほかの業者さんで見てもらったところ、ボンネットの袋状になっているダブルパネルの中にあるヘコミでツールが届かないという事でリペア不可となってしまったようで、東京の方からお越しいただきました。
ヘコミは運転席前のボンネットの端の方に近いところに出来ていました。インシュレーターを外して見てみると確かに裏の補強の中にヘコミが出来ています。おそらくここから前の業者さんはやろうとしたんだろうなという形跡を見ながら、どうやってアプローチするか作戦を練っていきます。違うアプローチから試みで当店では対応可能と判断しお受けすることにいたしました。
ラインボードで確認するとちょっと芯があるヘコミですね。パネルは再塗装してあり、年数もそれなりに経っているようなので、プーリングは避けて、ヘコミの裏から塗膜の反応を見ながらアプローチしていきます。おそらく前の業者さんはプーリングは危険、でも裏からちゃんと押せないと判断しリペア不可としたのかと思います。
あとは、じっくりとヘコミを元の形状に復元していきます。押して叩いて整えていきます。再塗装してあるパネルの為、肌も補修波が少しあるような感じなので、その中になじませて自然な感じで仕上げました。
先ほどまであった気になるヘコミも無くなりスッキリしたボンネットが復活です。
ラインボードで確認しても自然な感じですね。東京からわざわざ来て頂いたので、無事にリペア出来て良かったです。他店で断られてしまったと聞いたので、どんな状態なのかな?と電話でお問合せ頂いたときは思いましたが、なんとか最後の砦になれて何よりです。他店お断りでもリペア可能のものもありますので、もしもの時は諦めず一度ご相談いただければと存じます。
お客様にも仕上がりをご確認頂き、全然わからないね!と、喜んで頂けました。
この度は、デントリペアのご依頼を頂き、ありがとうございました。