トヨタクラウンのお客様より、リヤドアに出来たヘコミの修理でデントリペアのご依頼を頂きました。

ヘコミを見てみるとリヤドアの下の方に横摺り状のヘコミが出来ています。おそらく隣の車のドアをぶつけられたドアパンチによるものかと思います。

当初、保険で板金塗装で修理することもご検討されたようですが、デントリペアで直せるかな？という事でご相談を頂きました。これで塗りなおしてしまうのは勿体ない、デントリペア向けのヘコミです。

ラインボードでも全体を確認していきます。ラインボードのラインがゆがんでいるのがわかりますね。その範囲が損傷している鉄板の範囲となります。

作業用のらいとで上から見てみると横方向にズズズとヘコミが出来ているのがわかりますね。ちょっと芯があるシャープな感じでヘコミが出来ています。

さて、あとは準備して作業を始めます。今回のようなヘコミはヘコミの芯の部分をしっかりと押し戻していきます。まずは内装を外してヘコミがしっかり触れるようにしますよ。あとは伸びた鉄板を細かく絞り、ヘコミを元の形に復元していきます。

作業後のヘコミを確認していきましょう。先ほどまであったヘコミが無くなっているのがわかりますね。

今度はラインボードを使って全体の歪を確認していきます。

ラインボードで確認しても、違和感なく仕上がっているのが確認できます。ばっちりですね。

もう先ほどまであったヘコミはわかりません。今回はデントリペアで修理をしたため、オリジナルの塗装もそのまま残すことが出来ました。板金塗装ではなく、デントリペアが最適な修理方法であったと言えますね。

大事にしているお車には余計なヘコミでしたが、これでまた気持ちよく乗って頂ければと存じます。この度はデントリペアのご依頼を頂き、ありがとうございました。