トヨタRAV4、ドアパンチによるドアのヘコミをデントリペアで修理。
トヨタRAV4のお客様より、ドアパンチによって出来たリヤドアのヘコミ修理でデントリペアのご依頼を頂きました。
ヘコミを早速見てみます。ちょうどボディラインが縦横と変化していくあたりにボコっとヘコミが出来ていますね。
ラインボードでもヘコミを確認してみます。
ヘコミ自体はデントリペアで問題なく修理できそうなヘコミですが、ヘコミを直しつつボディラインに併せて整えていくのがポイントになりそうですね。
ライトで見るとこんな感じです。ラインボードでひずみを確認しつつライトで見ながらヘコミを直していきます。当初お客様は鈑金塗装での修理を検討されていたようですが、これでオリジナルの塗装を塗りなおしてしまうのはちょっともったいないかと思いますので、今回はデントリペアでの修理が最適かと思います。
それでは、さっそく準備して作業に取り掛かります。内装を外しての方が良いかな?とも思いましたが、何とか窓の隙間からのアクセスでいけそうでしたので、うまく工夫しながらヘコミを押し出し、叩き、チェックを繰り返して伸びたヘコミの鉄板を元の形状に復元していきます。ボディラインが変化するところなのでうまく調整しつつ仕上げれば完成です。
先ほどまであったヘコミが無くなりましたね。ラインボードでも全体の歪みを確認していきます。
ちょうどテープの下あたりですが、ラインボードでチェックしても自然な感じに復元されているのが確認できますね。
背景で見るとこんな感じです。もう分かりませんね。これでまた気持ちよく乗って頂ければと存じます。
デントリペアで修理が可能な場合は、再塗装が無いのでオリジナルの塗装を失うことなく修理が可能ですので、塗装による色味の違いなどがございません。今回のようにドアパンチによるヘコミの場合はデントリペアで修理可能なものも多くございますので、もしもの時はご相談いただければと存じます。
この度はデントリペアのご依頼を頂き、ありがとうございました。