MINI R55クラブマンのヘッドライト黄ばみ取り
MINIのR55クラブマンのお客様より、ヘッドライトリペアのご依頼を頂きました。

どの車もどうしても経年とともにヘッドライトが黄ばんできてしまいますね。紫外線によってハードコートが劣化して黄ばんできてしまいます。交換となると高額になってしまいますが、ヘッドライトリペアによってクリア感を取り戻すことができます。ヘッドライトが黄ばんでくると車の印象も変わってきてしまうので、今回もリフレッシュしていきます。


まず、劣化し黄ばんでしまったヘッドライトの下地を処理するので、さっそく番手を変えながら水研ぎしていきましょう。そうすると黄ばんだ水がどんどん出てきます!黄ばみが取れてくると徐々に黄色い水が白くなってきます。

スタンダードコーティングの場合だと、そのままクリアになるまで磨きますが、今回はUV硬化タイプのコーティングをするので、最後まで磨かずにコーティング剤を吹付で塗布していきます。ちなみに磨いたままでコーティングをしないとレンズのポリカーボネートが紫外線に対してむき出しの状態になってしまうので、またすぐに黄ばんできてしまいます。

全体にコーティング剤を吹き付けたら、今度はコーティング剤をUVライトで硬化していきますよ。

全体に少しずつ硬化させれば完成です。黄ばんでしまったレンズのクリア感が戻ってきましたね。


リペア前と比較すると、レンズがきれいになったのがよくわかりますね。


今の車のヘッドライトはポリカーボネイトの樹脂で作られているものがほとんどですので、早いものは数年でハードコートがはがれだし黄ばみが始まります。黄ばんでくると車の印象がだいぶ変わってしまいますが、交換せずともヘッドライトリペアによってリフレッシュすることができますので、気になる方はご相談ください。
この度はご依頼ありがとうございました。