デントリペア(オリジナルの塗装を残せる車のヘコミ修理技術です)
目次
1.デントリペアとは?
2. デントリペアと鈑金塗装の違い
3.どんなヘコミが修理できるの?
4.デントリペア工法とは?
5.ヘコミの確認方法を基準化(ラインボード)
6.デントリペア国際技術ライセンス
7.メリット、デメリット
8.料金案内
9. FAQ
10.作業事例はこちらから
1.デントリペアとは?
デントリペアをご存知でしょうか?
正式にはPaintless dent repair「ペイントレス デントリペア(直訳:塗装しない凹み修復」といい、ヨーロッパで発祥し、雹が降ることの多い欧米で雹害車の修理に適していると発展してきたリペア工法です。日本では、まだご存じない方も多いかと思いますが、海外では一般にも浸透し、車にヘコミが出来た際、まずはデントリペアで直し、デントリペアで対応できないヘコミは鈑金塗装するという流れもあるようです。デントリペアは、車のボディに出来たヘコミそのものを専用のツールを使い、押し戻したり、叩いたりしながら元のボディ形状に復元する技術です。塗装をそのまま残しつつ、専用のライトでヘコミ部分の光の反射を見ながら、ヘコミを直すのが特徴であり、再塗装を前提とする板金塗装による修理とは異なる車のへこみ修理技術となります。
デントリペアは、オリジナルの塗装を残すことが出来るヘコミ修理方法です!
2.デントリペアと鈑金塗装の違い
鈑金塗装
一般的にも認知されている鈑金塗装における修理方法では、鈑金作業、パテ形成、再塗装、乾燥という作業工程で車に出来たヘコミや傷を修理していきます。再塗装を前提とするため、ガリガリっと傷を伴う損傷の場合や衝突事故等による大きな損傷など幅広く対応できる修理方法です。
デントリペア
一方でデントリペアは、鈑金塗装とは作業工程が基本的に異なり、パテ入れや再塗装をしないことが前提となる点が大きな違いです。上述の通りオリジナルの塗装を残したまま車のボディに出来たヘコミに専用のライトを反射させ、ヘコミそのものを専用のツールで押し戻し、もとの形状に復元する修理方法となります。
鈑金塗装と比べると修理できる範囲は狭まりますが、デントリペアで対応が可能な場合、塗装を残したままヘコミ部分の鉄板を元の形状に復元するため、再塗装による色味の違いや経年による変化などの心配もございません。よって再塗装による補修跡が残らない為、愛車の価値を落とさずヘコミだけ修理することがリーズナブルに提供できるケースが多く、作業時間も数十分から数時間で可能です。
デントリペアは、鈑金塗装と作業工程が異なる為、小さなヘコミの場合、鈑金塗装と比べてリーズナブルに修理が可能ですが、必ずしも予算が少ない場合の安価なクイック鈑金塗装の代わりという事ではありません。むしろ鈑金塗装を超える仕上がりを提供することも可能な歴とした修理技術です。デントリペアと鈑金塗装は、車のヘコミを直す修理方法の違いですので、どちらが優れているという事ではなく、損傷具合に併せてデントリペアと鈑金塗装それぞれのメリットを考慮し、それぞれのケースに併せて適している修理方法を選択されると良いかと思います。
3.どんなヘコミが修理できるの?
ペイントレスデントリペアの名前の通り、デントリペアは塗装作業を行いません。その為、車を走行中にぶつけたような塗膜がえぐれた損傷を伴うヘコミには向いていません。しかし、駐車中に出来たヘコミの場合はリペア可能なものも多くあります。鈑金塗装するまででもないけど気になる下記例のようなヘコミ修理に最適です。また30cmを超えるような大きなヘコミ(ビッグデント)でもリペア可能なものもございます。
条件が悪くデントリペアでの修理に向かず鈑金塗装をお勧めする場合もありますが、一方でカーディーラーなどで鈑金塗装も出来ずパネル交換と言われた場合でも、デントリペアで修理可能なものもあります。車にヘコミが出来てしまい修理をする際、最後の手段が鈑金塗装やパネル交換なら、ヘコミ修理の最初の手段としてデントリペアをご検討いただくと良いかと思います。その人の価値観になりますが、個人的にはデントリペアできれいに修理できるものを鈑金塗装で修理してしまうのは、せっかくのオリジナルの塗装を残すことが出来たのにもったいないなと思います。
小さなヘコミやえくぼ
気が付いたら出来ているような小さなヘコミやドアパンチによるヘコミ修理に最適です。
長く線状のヘコミ
縦に長くできたドアパンチのヘコミや横方向にできた線状のヘコミでもリペア可能です。
プレスライン上のヘコミ
平らな面ではない、ボディーライン上に出来たヘコミでも、元の形に復元し修理することが可能です。
ルーフサイドのへこみ
洗車時に手をついて出来たルーフサイドのヘコミなどもプーリング施工により修理可能です。
深いヘコミ
鉄板の伸び率が高く、難易度の高いディープなヘコミやシャープなヘコミの場合でも、条件が合えば修理可能なものも多くあります。
大き目なヘコミ
10cmを超えるようなヘコミでもリペア可能なものも多くあります。
ビッグデント
通常パネル交換となるような大きなビッグデントでも条件が合えばリペア可能なものも多くあります。
傷があるヘコミ
ヘコミに傷がある場合、コンパウンドで消える傷もあれば残る傷もあります。残った場合でも、ヘコミを無くすことでだいぶ目立たなくなります。
ひょう害によるヘコミ
雹害で出来たヘコミなどは車全体にわたって数百個単位でヘコミが出来ます。そのような広範囲にわたるヘコミでもリペア可能です。〈ひょう害修理は専用ページをご覧ください〉
バイクタンクのヘコミ
バイクのタンクに出来たヘコミも現状を確認させて頂き、アクセス条件など問題なければ修理可能です。
例えば、こんなヘコミでお悩みではないですか?
・ドアパンチ、隣の車のドアがぶつかりドアが凹んだ!
・中古車を買ったけど細かいヘコミが気になる!
・新車で買ったばかりなのに、いつの間にかヘコミが
出来ている!
・ヘコミは気になるけど再塗装はしたくない。
・洗車をしていて車に手をついたら凹んだ!
・ドアを開けるたびに目に入る嫌なこのヘコミやえくぼ!
・シッピングカートや自転車が風にあおられ車に直撃!
塗装は大丈夫だけど凹んだ!
・子供が遊んでいたボールが直撃して凹んだ!
・酔っ払いに蹴飛ばされて凹んだ!
・ボンネットを閉める時に手で押したら凹んだ!
・突然、雹が降ってきて車がボコボコになってしまった!
・ゴルフ場で駐車業に戻ったら場外ボールでへこんでいる!
・今まで乗っていた車を売却するけど、小さなヘコミが
多いから査定評価が気になる!
・鈑金塗装に出すほどでもないけど気になるヘコミ。
・車両保険を使うと等級が下がるのであきらめているヘコミ
そんな、気になるヘコミやえくぼでお困りでは無いでしょうか?
停車中に出来たキズを伴わないヘコミやえくぼの場合、デントリペアでの修理が最適です。
※傷を伴うヘコミや走行中に出来たヘコミの場合でも、条件が合えば修理可能です。また、新車クオリティでリペアすることが困難なヘコミでも今より見栄えをよくしたい場合など、クイック仕上げで対応できる場合もありますので、お気軽にご相談下さい。
★よくあるドアパンチによるヘコミの修理に関しては、まだデントリペアのことを知らない人向けに、こちらのブログでも触れていますので参考にしてみてください。
<ドアパンチのヘコミ修理について>
4.デントリペア工法とは?
ボディに出来た凹みを断面で見ると下のようなイメージとなります。一番上のクリア塗装の層は厳密に見てみると完全なフラットの状態ではなく、塗膜の表面の塗装肌はゆず肌のように細かい凹凸がある状態です。
青色=クリア塗装の層
オレンジ色=カラーの層
灰色=ボディー鋼板の層
デントリペアでは、下のイメージのように専用のツールを使用し、ボディ鋼板に出来たヘコミを裏側から押し上げ(プッシュアップ)ていきます。それにより、ヘコミをもとの位置に戻すと同時に、表面積が伸びた鋼板上に微細な凹凸を作り表面積を絞り戻していきます。その際、ボディ表面からも樹脂製などのポンチ打ち(タップダウン)で整えていきます。
そのような作業を、時には数百回と繰り返すことで、最終的に下のイメージのようにヘコミを元の状態へと復元します。
塗膜上に本来からあるゆず肌状の凹凸と違和感のないように復元していくには、ミリ単位、時にはそれよりも精密にツールを駆使してコントロールする繊細な作業が求められます。
また、ヘコミを押し戻しただけでは、鋼板は伸びたままで表面積の変化がないため、極端にいえばヘコミが反対にひっくりかえった凸の状態となりフラットな状態には戻っていません。よってパネル鋼板を絞る技術も求められます。
プーリング工法
上述のように、本来であればツールでヘコミの裏側にアクセスし、直接ヘコミを押し上げたいところですが、ヘコミの場所によってはボディー鋼板が二重、三重構造になっていてアクセスすることが困難な場合があります。例えばピラーやルーフサイドなどは、ほぼそのような構造になっている為、直接アクセスすることが困難な場合がほとんどです。
そのようなヘコミの場合は、プーリング工法といって、塗膜の表面から引っ張り上げるというやり方があります。雹害車のリペア等の場合は、車体全体にわたってヘコミが発生するため、このプーリング技術も大変重要になります。
また最近の車の鋼板は非常に薄く軽く押しただけでも凹んでしまうものもあります。洗車の時などにうっかりルーフサイドやルーフに手をついてしまうと、気が付いたら何か所もヘコミが出来ている!というこも多くあります。そのようなヘコミもプーリング工法でリペア可能となります。
(プーリングツールの例)
プーリングでヘコミをリペアする場合は、下の図ピンク色部分のタブと言われるものに、水色部分のグルー(ホットボンドのようなモノ(上の写真のスティック状のものを熱で溶かしたモノ))をつけ、ヘコミ部分に貼り付けます。
そして、ピンク色のタブを専用工具を使い、そのまま引き上げます。
すると、ヘコミに張り付いている水色部分のグルーによってヘコミが表に引っ張り出されます。
表に引き出されたヘコミを上からタップダウンして、元の位置に戻し最終的にフラットな状態にすれば作業完了です。
このプーリング工法は、ヘコミ部分の塗膜にグルーを接着させて引き上げるという作業の性質上、通常のヘコミを裏から押し上げる方法より塗装剥がれ等のリスクが高まります。その為、ヘコミのダメージや塗膜の状況、経年劣化の見極めも必要になってきます。またツールによる微調整が出来ない為、ヘコミの引き上げやタップダウンも高度な技術が求められます。
(ルーフサイド 雹害リペアのプーリング施工例↓)
(ルーフサイド ビッグデントのプーリング施工のビフォアー・アフター↓)
5.ヘコミの確認方法を基準化(ラインボード)
車のヘコミを確認する際、人によってその見え方に個人差が生じる為、当店ではラインボードを採用し確認方法を基準化しております。
例えば一般の方とプロの方が同じヘコミを見た場合、そのヘコミが鋼板のどの範囲まで影響を与えているか?見え方に違いがあるかと思います。その為、当店ではヘコミの確認などにあまり慣れていない一般の方でも、しっかりと損傷の状態を確認していただけるようにラインボードというシマシマ柄のボードを使用し、基準を明確にすることでお客様との認識のずれを防ぐように努めております。
写真では白のシマシマと黄色のシマシマをお見せしていますが色は特に関係はありません。重要なのはシマシマの配列となります。
ラインボード自体はとてもシンプルなものですが、このボードをヘコミのある場所にかざすことで、写真の様により明確にボディーラインを可視化し確認することが可能となります。ヘコミが無いところではラインボードのラインは自然なきれいな流れとなっておりますがヘコミがあるとそのラインが乱れて見える部分があります。その部分がヘコミによる損傷範囲となります。
例えば、お見積もりの段階に於いても、ヘコミサイズの確認基準が明確でなければお客様からすると不安や疑問を持たれることもあるのではないでしょうか?また仕上がりを確認する際にも、見方がよくわからず不安という方もいらっしゃるかと思います。しかし、ラインボードを活用することで、一般の方でも普通に見たら分からないような製造上の歪なども分かるレベルでボディーラインを確認することが出来ます。それにより、ヘコミの損傷範囲が明確に分かり、そして仕上がりの確認も明確に出来るようになります。
(ラインボード有と無の見え方比較)
(ラインボードによるクオリティーチェック)
(ラインボードによるクオリティーチェック)
もちろんリペアである以上、極端に言えば100%元通りという事はありません。それは鈑金塗装もパネル交換も同様ですが、逆に言えばどこまで復元したらリペア完了とするのかという基準も、作業をする技術者の判断にゆだねられます。お客様がデントリペアを依頼したいと業者選定をされる際、このクオリティーの判断基準の差が、デントリペア業者によって仕上がりに差があるのではないかという不安につながると考えますし、実際に手作業の仕事なのでデントリペア業者の技術レベルによっても仕上がりのクオリティーに差があるのは事実だと思います。その為、確認方法を基準化することで、お客様に少しでもご安心頂けるよう、ラインボードによるクオリティーチェックを行っております。
(ラインボードによるクオリティーチェック)
もちろん損傷が激しく鋼板の伸び過ぎたヘコミや条件が良くないヘコミの場合、ラインボードに対応することが物理的に難しい事もありますが、ラインボードをお客様との共通の目として活用し、事前説明の際に仕上がり具合をよりイメージしやすくお伝えしたり、ご確認頂く際に一般の方でもより明確に仕上がりのクオリィー確認が出来るようにすることで、お客様との認識のズレが極力無いように努めております。
6.デントリペア国際技術ライセンス
当店は、アメリカに拠点を置く「Vale Training Solutions社」/一般社団法人サーフェス・メジャーメント・ソリューションズが発行するグローバルスタンダードのデントリペア国際技術ライセンス「MasterCraftsman(三段階で最も難易度が高いランク)」を取得している認定技術者が作業を行う、第三者機関より国際基準の技術力を証明されているデントリペア専門店です。
同ライセンスは、Vale Training Solutions社がデントリペア団体や保険会社、自動車メーカーなどの協力を得て制定した世界で唯一の基準値を基に、1/1000mm単位で高低差を測定し合否を判定します。上述のデントリペア工法でも述べた通り、ヘコミを絞る技術がないと伸びた鋼板の行き場が無くなり、どこかしら本来あるべき高さよりも低かったり高くなったりしてしまうので、合格には絞りの技術が求められます。また上記ラインボードに対応するレベルに仕上げるのにも同様の技術が求められます。
一般のお客様がデントリペアの業者を選ばれる際、リペアを行う技術者の技術力を判断するのが難しかったり、作業結果を不安に思われることもあるかと思います。そのような時、上述のラインボードを使用し、お客様と共有しているという点も一つの判断材料だと思いますが、加えて第三者機関により国際基準に基づく技術力を有する技術者として認められる「国際技術ライセンス」を取得しているか?という事も、デントリペア業者を選ぶ際の、客観的な判断材料の一つになると考えます。
また当店では、日常業務以外にもアメリカ本土で開催されるデントリペアの国際大会に出場し世界トップレベルの技術を学んだり、アメリカの雹害スペシャリストから直接指導を受けたり、より良い技術サービスを提供できるよう日々技術向上に努めております。

本場アメリカの雹害スペシャリストから直接指導頂く機会を頂きました。

アドバンストレーニング受講。米国DentTime代表マイク氏、トラストデント代表押味氏と

デントリペア国際大会出場時 MTE2019 米国フロリダ州オーランド「日本デントリペア・スクールJDS(運営:株式会社トラストデント)主催、Mobile tech expo2019 トラストデント海外研修」

デントリペア国際大会出場時 MTE2024 米国フロリダ州オーランド「日本デントリペア・スクールJDS(運営:株式会社トラストデント)主催、Mobile tech expo2024 トラストデント海外研修」
新車ディーラー様をはじめ鈑金塗装業者様など、デントリペア業者へ外注作業を手配する業者様にとっては、取引先やエンドユーザー様に対して客観的にそのデントリペア業者の技術力の信頼性を説明する必要が生じるかと存じます。当店へご依頼いただく場合、そのような場面に於いても確かな技術を第三機関から証明されている、デントリペア国際ライセンス認定技術者へ作業依頼をしていると先方へ明確にご説明いただけます。同時にそれはデントリペア業者選定の際、技術不足によるリスクを回避する判断材料の一つになります。
7.デントリペアのメリット、デメリットは?
デントリペアのメリット
★価格的メリット
・鈑金塗装と比べるとリーズナブルなケースが多い。
★修理時間が短時間
・基本的には数十分から数時間程度で修理可能です。(損傷によってはお預かりになります)
★オリジナルの塗装を残すことが出来るのが最大のメリット
・再塗装による色味の違いがありません。
・売却時の価値が下がりません。
・経年劣化によるパテ痩せや研ぎ痕などがありません。
★修復痕が残らないハイクオリティーな仕上がりが望める
・新車同様レベルのクオリティでの修理が望めます。
デントリペアのデメリット
★傷は修理出来ない。
・傷を伴うヘコミの場合、薄い傷であれば磨いて落とせますが、深い傷の場合は、ヘコミは直っても傷は残ります。その場合、傷はタッチペンで補修するという考え方もあります。
★リペアが出来ないボディー素材や適さない場所がある。
・デントリペアは金属のボディ鋼板への施工となる為、ボディー素材が樹脂やファイバー製などの場合は対応できません。金属性ボディー鋼板の場合でも、ドアの折り返し部分や淵部分、またツールアクセスの可否によって、施工が出来ない場合がございます。
・ピラーやルーフサイド等、ツールアクセスが困難なパネルの場合は、表から引っ張る方法(プーリング工法)での施工となります。
★鋼板の伸びすぎたヘコミや、ヘコミの状態・条件によっては、リペア不可、またはクイック仕上げでの対応となる場合もある。
・デントリペアは鈑金塗装と異なり、パテ入れや再塗装をせずにヘコミを修復するという作業の性質上、あらゆるヘコミすべてを完全にリペアすることを100%保証できるサービスではございません。作業前に状態を確認させて頂き、仕上がりのイメージや物理的リスク等をご説明させて頂きます。
※デントリペアの修理範囲を超え、板金塗装での修理が必要な場合は、取引先板金塗装業者での外注作業にて修理することも可能ですので、ご相談ください。
8.料金案内
ヘコミサイズの見方
下の写真のように、車のヘコミに対してシマシマ柄のラインボードを映しこむと、線がそろっていない歪んだ範囲が確認できます。ヘコミの影響を受けている実際の施工範囲(サイズ)は、この範囲となります。
★デントリペア工法 基本料金表(税込)
※車両保険をご利用の場合、当店にて保険対応をさせて頂きますので、ご相談ください。
ヘコミの大きさ 1か所目の価格 同じパネル2か所目以降
0.5cmまで 8,800円 1か所目の半額
1cmまで 11,000円 1か所目の半額
2cmまで 13,200円 1か所目の半額
3cmまで 16,500円 1か所目の半額
4cmまで 19,800円 1か所目の半額
5cmまで 22,000円 1か所目の半額
5cmから10cm 22,000円~33,000円 別途見積
車種や構造によりトリム脱着工賃が別途発生する場合がございます。
※1ヵ所目の価格は一番大きいヘコミとなります。
※ヘコミの状態、部位や条件等の難易度、パネルの素材によっては、ペイントレス・デントリペア工法となります。
★ペイントレス・デントリペア工法
※国際技術ライセンス有資格者による作業。
※車両保険をご利用な場合、当店にて保険対応をさせて頂きますので、ご相談ください。
・10cmを超える大きなヘコミ
・プレスライン上のヘコミ
・アルミパネルのヘコミ
・ダブルパネル 「状態により変動する為、
・シャープ、深いヘコミ 現車確認時のお見積りとなります。」
・プーリング工法
・他店施工の手直し
・他店で断られたヘコミ
・雹害修理
・特殊なヘコミ
・バイクタンク
※一般のお客様の雹害修理対応は、お車をお預かりしての対応となります。
※デントリペアは、その作業の性質上、あらゆるヘコミすべてを完全にリペアすることを100%保証できるサービスではございませんので、ご了承のほどよろしくお願い致します。
※業者間取引の場合は、別途価格設定をさせて頂きます。
9.FAQ
Q:デントリペアと鈑金塗装の違いは?
A:鈑金塗装は再塗装を前提としますが、デントリペアは塗装を残したままヘコミを修理する修理方法となり作業工程が異なります。
Q:ヘコミに傷がある場合はどうなりますか?
A:コンパウンドで磨いて消える傷は消せますが、再塗装をしない事が前提の修理方法となりますので深い傷は残ります。傷はタッチペンで塗るからヘコミを直してという事であればデントリペアで対応可能ですが、傷もしっかり治したい場合は鈑金塗装での修理が適しています。またサイズが大きく傷を伴うヘコミの場合は、オリジナルの塗装を残すことにこだわりがないのであれば鈑金塗装で修理した方が傷も一緒に治せるメリットがありますので、損傷具合に併せてデントリペアと鈑金塗装を使い分けるのが良いかと思います。
Q:デントリペアはどのくらいきれいに直せますか?
A:傷が無いヘコミでデントリペアで対応できるヘコミであれば、査定に出しても分からないクオリティで修理が可能です。再塗装もしませんので修理による色味の違いなどの心配もございません。もちろん手作業による修理技術ですので技術不足な技術者が作業を行った場合、よろしくない仕上がりになってしまう場合はありますので、施工店選びは重要かと思います。当店では米国Valeデントリペア技術者ライセンス認定「MasterCraftsman(三段階で最も難易度が高いランク)」を得ている、国際基準での技術力を第三者機関から証明されている技術者が作業を行いますのでご安心ください。
Q:どんなヘコミでもデントリペアで修理できますか?
A:再塗装をしないことが前提となるヘコミ修理方法となりますので、ブロック塀にぶつけてガリガリになってしまったようなヘコミや衝突して出来たような損傷には向きません。停車時に出来たようなヘコミの場合はデントリペアで対応できるものが多いかと思います。また鉄板が伸びすぎてしまっているヘコミやドアのフチのように裏側の鉄板との折り返し部分にかかるヘコミの場合は、部分的に残る場合や対応できない場合もございます。
Q:修理費用はどのくらいですか?
A:料金表にもありますが、大体1万円から3万円くらいのケースが多いです。基本的にはヘコミのサイズによって基本料金が上がりますので、10㎝を超えてくるヘコミの場合は、サイズが大きくなるにつれて価格的なメリットは薄まってきてしまいます。蹴とばされて出来たような大きいビッグデントも修理可能ですが金額はサイズに合わせて上がりますのでその様な場合は鈑金塗装同様に保険もご利用可能です。
Q:どのくらいのサイズまで修理可能ですか?
A:基本的には大きさというよりは鉄板がどのくらい伸びてしまっているかによります。大きいヘコミでも修理可能なものもある一方で小さなヘコミでもピンポイントに鉄板をすごく伸ばしてしまっているヘコミや条件が悪い場合は対応できないヘコミもございます。カーディーラーなどで鈑金塗装も出来ずパネル交換になりますと言われたヘコミでもデントリペアで修理可能なケースも多くございます。
Q:デントリペアのメリットは何ですか?
A:一番のメリットは、塗装をしない事が前提なのでオリジナルの塗装を残したまま車のヘコミが修理できる点かと思います。また10㎝くらいまでのヘコミであれば鈑金塗装に比べて価格的にもリーズナブルに修理が可能なケースがほとんどです。作業時間もほとんどの場合、数十分から数時間で修理可能なものが多いので鈑金塗装と比較すると圧倒的に早く修理することが可能です。
Q:塗装が割れることがあると聞いたことがありますが本当ですか?
A:基本的には問題ありません。しかし可能性としてはゼロではありません。損傷によってはすでに塗膜が剥離していたり、割れているケースもあります。また過去に鈑金塗装で修理をしているパネルなどは、パテが入っている部分であったり、塗装の質にも左右されますので、物理的リスクが全くないとは言い切れません。なお、プーリング作業(引っ張るやり方)を伴う場合は、塗膜の状態によって塗膜剥離のリスクが全くないとは言い切れません。当店では実際に損傷確認をさせて頂いた上で、状態に応じた物理的なリスクについても事前説明をさせて頂いております。
Q:アルミパネルですがデントリペアで直せますか?
A:スチールパネルに比べ難易度は上がりますがアルミパネルでも修理は可能です。
Q:バンパーも修理できますか?
A:バンパーやリヤスポイラーなどの樹脂パーツなどには対応しておりません。
業者様向け出張作業のご案内
当店では、自動車関連業者様向けにデントリペア、ウインドリペアの出張作業を受け付けております。
新車ディーラー様、中古車ディーラー様、中古車販売店様、買取店様、鈑金塗装会社様、中古車輸出業者様、一般整備工場様、カー用品店様、ガソリンスタンド業者様、レンタカー業者様、チューニングショップ業者様等、クルマに従事される業者様からのお問合せをお待ちしております。
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